きいてごらん 梢

きいてごらん きいてごらん よくよく きいてごらん だれもいない だれもいない きのうとあしたが はなしてる …

愛だらけ

むずかしいことがえらいのか 気持ちよくなったらあほなのか 愛とかゆうたら恥なのか 四十になりました 愛とはなん…

ママ友

月を見上げる 昼間、ああして、無敵に見えた彼女も 夜泣きの赤ん坊を抱えて わたしと同じ月を見上げている深夜 &…

天狗の湯 参

山の日の続きの続き。   殿様も家来も口をきいてはならぬと言われていたから、山には蝉の鳴き声と足音だ…

天狗の湯 弐

山の日の続き。   さて、再びねずみ色の山での話。前にも増してたくさんの家来たちが、今度は息子をとら…

囃子方

ひどく暗い気持ちで夜市に出かけた   声は通らないが 酒も飲めないが 人が振り返るほどの大声を出して…

夏祭り

タンカ    タカタカ ドンガ    ドン   太鼓を叩く 頭の中の    文字を叩く 「正」「良」…

たま地蔵

そうさなあ、どんぐらい歩いたとこさちょねえ、山道の途中に木なしょりしょり生えとって、なんさ、トンネルみたいにな…