タイトルは最後に書きます

おすもうさんのように堂々と生まれ

ただ、ただ、夢中で遊んでいたら

やがてふっくら育ってきた

目立ちすぎぬよう

おおいかくすよう

大きい、小さいと気にかけながら

うつくしく完成することを夢見て

毎日、きれいに磨いてきたもの

 

あるとき、そのうつくしさを

認めてくれる人があらわれ

かたちは変わらずとも

大きくふくらんだような気がした

 

母となり、さらに大きく力強くふくらみ

いよいよその本領を発揮したが

ふくらみすぎて痛い目にもあった

 

年々、出番が減ってゆき

嘘のようにしぼむ日もやってきた

このまま、こうして、洗濯板の上にのせた干し葡萄のように

しょんぼりしてしまうのだろうか

 

手をかけ、時間をかけ、お金をかけ

いまからでも鍛える方法はあるはずだ

 

いや、いい

どうよ、とツンツン主張するような

満々のたたずまいにはもう憧れぬ

 

むしろ、これからは

おだやかな春の陽のように

やわらかくなってゆきたい

 

あるいは

かたちは見えずともそこに在る

新月のように確かでありたい

 

 

このわたしの、おっぱいと自信