みて!

宇宙の子「おかあさん、みて!」

地球の母「なあに?」

宇宙の子「ほら、みて!」

地球の母「どれ?」

宇宙の子「あれだよ」

地球の母「あれって?」

宇宙の子「それだよ」

地球の母「それって?」

宇宙の子「ねえ、ぼくにきかないで。はやくみてよ」

地球の母「だから、なにを?」

宇宙の子「なんでもいいんだよ。おかあさんがみたいものをみればいいんだよ」

地球の母「おかしな子ねえ」

宇宙の子「おかしなおかあさんだなあ。みたいものをみるのが、あたりまえじゃないか。ぼくはおかあさんじゃないんだから、おかあさんがなにをみたいかなんて、きかれてもこまるよ」

地球の母「だって、あなたが『みて』って言うから」

宇宙の子「だって、あなたにみてほしいんだもん」

地球の母「だから、なにを?」

宇宙の子「だから、あなたがみたいものを」